主イエスに出会ってから今日に至るまでの経緯を、「証しの物語」として書き記したいと思う。
かりにタイトルをつけるとすれば、「頑迷な懐疑主義者が、いかにしてイエス・キリストを神なる主として信じるに至ったか」ということになるだろうか。
「懐疑主義者」とは、至極当たり前のことすら自明とはみなさない人間、つまり、哀れなくらい疑り深い人間を指す。
これを機に、まずは私の経歴を語ろう。
主イエス・キリストに生きる誓いを立てた私の過去、すなわち、すでに「死んだ」私が、どのような人間であったかを語りたいのである。